ダメージを作らない考え方
ダメージを作らない考え方
― 美容学生のうちに身につけたいこと ―
4
美容学生の頃は、
「どう直すか」「どうきれいにするか」に
意識が向きがちです。
でも最近、
一番大事なのは“ダメージを作らないこと”
だと感じるようになりました。
① ダメージは「特別な失敗」で起きるわけじゃない
髪のダメージって、
一回の失敗
強い薬剤
大きなミス
だけで起きると思われがち。
でも実際は、
毎日の雑な扱い
なんとなくの判断
急いだ施術
こういう小さな積み重ねで作られることがほとんど。
だから、
「今日は大丈夫」
の積み重ねが一番危ない。
② ダメージは“足した時”より“余計な時”に増える
切りすぎる。
削りすぎる。
触りすぎる。
良かれと思ってやったことが、
実は一番ダメージになることも多い。
美容学生の今、
覚えておきたいのはこれ。
「やらない判断」も技術のうち。
③ 髪は「修復」より「予防」が基本
トリートメントで直すより、
強く引っ張らない
無理な角度で切らない
必要以上に濡らさない
ダメージを出さない動きの方が、
何倍も価値がある。
直せる美容師より、
傷めない美容師の方が、
信頼される。
④ 髪を見る前に「人」を見る
ダメージを作らない人は、
髪だけを見ていません。
その人の生活
スタイリングの習慣
髪との付き合い方
ここを無視して技術を当てはめると、
必ず無理が出る。
「できるかどうか」より
「続けられるかどうか」。
これを考えることも、
立派なダメージケア。
⑤ ダメージを作らない人は、急がない
急ぐと、
力が入る
確認が減る
判断が雑になる
ダメージは、
だいたいこの流れで生まれる。
落ち着いている人ほど、
髪を傷めない。
これは技術より先に身につく姿勢。
美容学生の今、いちばん大事なこと
高い薬剤を知るより、
新しい技術を覚えるより、
雑に扱わない癖を身につけること。
それが、
将来いちばん差になる。
0コメント